両建てとは?FXで売りと買いを同時注文する意味とは

売りと買いを同時に行う両建てとは

両建てとは、同じ通貨ペアで買いと売りの同時に注文、どちらのポジションも持つことをいいます。


なぜ買いと売り両方同時にポジションを持つのか?この時点ではメリットがまったく見えませんね。


為替は常に変動しているので、どちらかのポジションが利益を上げるとその分もう一方のポジションは同じだけ損失を出します。


さらにFX取引ではスプレッドというFX会社への実質的な手数料が取引をするごとに発生するので、損するだけにしか見えません。


ではなぜ両建てという名前まで付き、こんな取引方法が存在するのか?


非常にテクニックが必要で難しいのですが、注文は買いと売りを両方注文ておきながら、決済は別々にすることで利益の上増しを狙う事ができるのです。


例えば両建てしたポジションのうち、利益が出たほうの注文を決済しておき、損失状態のポジションはそのまま持っておきます。


為替は常に変動しているので、逆変動になった時にもう一方も決済をしてさらに利益を獲得することを狙います。


また利益の上積みを狙いつつ、損失リスクを抑える目的でも使われます。


為替が損失側に動いてしまったとしても両建てをおこなっていればどちらかは利益となっているのでトータルでみると損失はスプレッド分のみとなります。


損失時でも損失に耐えつつ利益チャンスを待てるのが両建ての強みです。


但しこれは相場の動きを熟知して居なくては出来ません。


少し先の相場の動きはもちろん、その先の変動まで見極めなくてはならないのですから。


そのためFX初心者向けの本やサイトでは両建てと言う行為をしない様に、記載しているものが多いです。


熟練の方でも両建てを行う方は多くはないので、両建てと言う取引方法があるよ程度の認識で大丈夫です。


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売りと買いを同時に行う両建ての具体例

例えば1ドル100円の時に売り注文と買い注文を同時に出し、その後1ドル102円に動いたとします。


この時、買い注文の方は利益が出たので決済をかけ利確を行います。売り注文の方は含み損となってしまっているのでそのまま持ち続けます。


その後為替が円高に動き1ドル98円となった時に売り注文の方も利確することで利益を出します。


このように途中ではどちらかが必ず含み損となるため旨味がない両建てですが、決済タイミングを上手に行えば大きな利益を狙う事ができます。


ただし上記でも言ったように相場熟知が必要なので初心者の方は控えたほうが無難です。


また強制ロスカットを喰らってしまうと売りと買いのどちらかが損失確定になってしまうので、両建てを行う時は証拠金を十分に入れてレバレッジを下げておくようしましょう。


※2018年11月6日追記


そもそも「売り」から入るって?という人は


FXの取引を学ぶ際に、初心者が躓きやすいのが「売り」から入るという概念です。


どうしても、手元にない通貨を売るというイメージがしにくくなります。


ポイントは後で必ず買い戻すということ。

その買い戻す間まで、FX会社から対象通貨を借りていると考えると分かりやすいでしょう。


⇒空売りについて詳しくはこちらでも解説しています



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