長期運用に適した高金利通貨とは?メリットと注意すべきこと

通貨を発行しているのは各国の中央銀行ですが、中央銀行が銀行に貸し出す金利を政策金利と言います。


この政策金利が高い国の通貨を高金利通貨と言います。


中央銀行は定期的に政策金利を変更・維持するかの会議を行っており、経済指標として有名なのはアメリカのFOMC、ヨーロッパのECB政策金利発表、日本の日銀金融政策決定会合です。


日本の政策金利は0.10%で世界でもトップクラスに金利が低い国ですが、高金利通貨の国となると、豪ドル(1.50%)、ニュージーランド(2.00%)、南アフリカ(7.00%)、トルコ(8.00%)など、日本とは比較にならないほどの金利となっています。


また最近ではアメリカも金利を徐々に上げており、2017年1月時点では0.75%だったものが6月には1.25%と高金利通貨として人気の豪ドルに迫っています。

(数字はすべて2017年6月時点のものです)


この金利が低い日本の円と高い国の外貨の金利差を利用したのがスワップポイントによる長期運用です。


FX会社では2国間通貨の金利差に応じてスワップポイントというものを設定しています。


取引中の通貨ペアのスワップポイントがプラスなら毎日その数字に応じた収入が入り、マイナスならその数字に応じた支払いをする必要があります。


スワップポイントは大抵、金利の低い国の通貨で高い国通貨を買うとプラスになります。


例えば日本円でトルコリラを買うと、その金利差は7.9%と非常に大きく、その分各社スワップポイントを高く設定しています。


なので日本円でトルコリラを買った保持しておくだけで毎日収入が入ると非常に人気となっている通貨です。


しかしスワップポイントによる長期運用には注意すべきこともあります。


それが為替差益・差損です。


為替は常に変動しているので、外貨を買った時より通貨の価値が上がったり下がったりします。


米ドルのようなメジャー通貨と比べて高金利通貨はこの為替変動が大きめです。


そのため変動が自分に不利な方向に大きく動いた場合、スワップポイント益よりも為替差損の方が大きくなってしまう場合があるので注意が必要です。


FXの場合は外貨預金と違って、外貨を買ったり売ったりするのがとても簡単なので、通貨の変動が自分に不利に動いたら一度取引を停止、また状況をみて再開と言ったことが容易です。


この機動性は外貨預金にはない利点なので、FXで長期運用をするときは定期的に為替をチェックしながら停止・再開・継続の判断をしていきましょう。

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